森美術館のアイ・ウェイ・ウェイ展へ。
なんと写真撮影OKという画期的な試みが行われていたのだが、まさかそんなことになっているとは知らなかったのでカメラを持って行かず。残念。
アイ・ウェイ・ウェイの作品をまとめて見るのは初めてだったが、とてもわかりやすい。
しかし、全ての作品に「これはこういうコンセプトですよ」という解説のキャプション付き。
これは、ちょっとおせっかいと言わざるを得ないのでは。
アートの解釈は人それぞれ自由、というよく聞く言説があるが、これがなかなか難しいのはよくわかっている。
しかし、やっぱりアートの楽しみはそこにあると思うのだ。
僕は、アートを「理解」するのをやめようと思った時から一気にアートが楽しくなった。
作品のバックグラウンドやコンテクストを説明するのならまだわかるが、「理解の方法」を押し付けるようなキャプションはやめた方が良い。
意外な収穫として、同時開催されていた小泉明郎の映像作品がなかなか良かった。
映像作家にとって、作品を最初から最後まで鑑賞させるというのはなかなか難しいこと(途中で出て行ってしまう人が多い!)だと思うのだけど、この人は作品を最後まで鑑賞させるコツを心得ているように思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿