20130909
SDレビュー2013
徳島県の神山町で進めている「えんがわオフィス・アーカイブ棟」がSDレビュー2013に入選しました。
東京と京都で行われる展覧会に出展しますので、ぜひご覧下さい。
東京展
9月11日〜22日 12時〜19時(最終日は16時まで)
代官山ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
東京都渋谷区猿楽町18-8
京都展
9月28日〜10月14日
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
京都市左京区松ヶ崎橋上町
20130805
菅野広樹氏レクチャーのご案内
STUDIO4レクチャー:菅野広樹
「中国の設計事務所で働く日本人から見た、中国建築の現在形」
中国の「北京新领域创成建筑规划设计有限公司」で設計室長として
働いている菅野広樹さんをお迎えして、現在の中国建築事情について
お話しを伺います。
世界中のスターアーキテクトが次々と招喚されている中国において
建築はどのように作られているのか、どのような未来が想像/創造されて
いるのか。商慣習や施工技術の違いは建築のかたちを変えるのか。
中国建築のど真ん中で戦う菅野さんだからこそ見える風景を語って頂きます。
菅野広樹(建築家)
1980年 宮城県仙台市生まれ
2003年 横浜国立大学卒業
2006年 早稲田大学大学院修了
設計事務所、建設コンサルタント勤務などを経て
2010年〜 北京新领域创成建筑规划设计有限公司 勤務
2013年〜 北京で個人設計活動開始
日時:2013年8月12日(月) 19時半〜(19時開場)
場所:STUDIO4 (東京都品川区小山4−7−15 石神ビル2F)
※東急目黒線武蔵小山駅から徒歩5分
司会:伊藤暁(建築家)
入場料:500円
定員:40名(申込先着順、自由席)
問合せ:伊藤暁建築設計事務所
電話:03-6421-5312
お申込はお名前、人数、連絡先を明記の上 office(a)satoruito.com
宛にメールにてご連絡下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。
20130724
20130723
スタッフ募集
伊藤暁建築設計事務所では、スタッフを募集しています。
【応募条件】
建築系大学または大学院を卒業および卒業予定の方。実務経験者を優遇しますが、建築に対する熱意のある方であれば未経験者でも歓迎です。
【業務内容】
建築設計、家具・プロダクト等のデザイン、イベント運営など
【応募方法】
経歴書、ポートフォリオを下記宛にお送り下さい。(返却は致しません)
〒142-0062
東京都品川区小山4-7-15 石神ビル2F
伊藤暁建築設計事務所 宛
*書類選考の上、面接をお願いする方には2週間以内にご連絡します。
*経歴書、ポートフォリオは採用業務以外に使用することはありません。
・長期アルバイト、インターン、オープンデスクも随時募集しております。
ご希望の方は必要事項(名前、年齢、所属、連絡先、期間等)を記入の上、office(a)satoruito.com宛にメールにてご連絡下さい。
【応募条件】
建築系大学または大学院を卒業および卒業予定の方。実務経験者を優遇しますが、建築に対する熱意のある方であれば未経験者でも歓迎です。
【業務内容】
建築設計、家具・プロダクト等のデザイン、イベント運営など
【応募方法】
経歴書、ポートフォリオを下記宛にお送り下さい。(返却は致しません)
〒142-0062
東京都品川区小山4-7-15 石神ビル2F
伊藤暁建築設計事務所 宛
*書類選考の上、面接をお願いする方には2週間以内にご連絡します。
*経歴書、ポートフォリオは採用業務以外に使用することはありません。
・長期アルバイト、インターン、オープンデスクも随時募集しております。
ご希望の方は必要事項(名前、年齢、所属、連絡先、期間等)を記入の上、office(a)satoruito.com宛にメールにてご連絡下さい。
20130603
ムサビのデザインⅢ
武蔵野美術大学の美術館で開催中の「ムサビのデザインⅢ デザインが語る企業理念 ブラウンとオリベッティ」、会場構成を担当しました。
ぜひご覧下さい。
中野豪雄さんによるポスター、会場グラフィックや図録も必見です。
会 期|
2013年6月3日(月)ー8月18日(日)
※6/9(日)、7/15(祝)、8/18(日)は特別開館日
休館日|
日曜日
時 間|
10:00ー18:00(土曜日、特別開館日は17:00まで)
入館料|
無料
会 場|
武蔵野美術大学 美術館 展示室4、5
主 催|
武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|
武蔵野美術大学 造形研究センター http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/6515
ぜひご覧下さい。
中野豪雄さんによるポスター、会場グラフィックや図録も必見です。
※6/9(日)、7/15(祝)、8/18(日)は特別開館日
20130227
「プリンティングディレクションとグラフィックデザインの対話」について
2月15日、STUDIO4に山田写真製版所のプリンティングディレクター、熊倉桂三さんをお招きした「プリンティングディレクションとグラフィックデザインの対話」、時間が全く足りないくらいの内容でしばらく興奮していたが、ちょっと落ち着いてきたので振り返っておきたい。
まずは熊倉さんによる「印刷の基礎知識」的なレクチャーからスタート。「水と空気以外なら何でも刷れる」という宣言から始まり、「印刷の五大要素」など、印刷がどういう仕組みの上に成り立っている技術なのかということをわかりやすく解説して頂く。その後、熊倉さんにお持ち頂いた、これまでに手掛けられた様々な印刷物(書籍、ポスター、カレンダー等)を見ながら、ホスト役の中野豪雄さんとともに、より踏み込んだ話へ。
このイベントのきっかけにもなった、グラデーションがとても美しい勝井三雄氏デザインの2013年カレンダー(10色刷)は、分色版(色毎に分けた版)を見ながら解説して頂く。デザイナーから受け取ったデータをそのまま印刷しても、思い通りの結果にはならないのだという。デザインのイメージを具現化するために、熊倉さんは分色の方法を模索し、勝井氏はダメを出し続ける。このやり取りを経て、やっと一枚のカレンダーが刷り上がるプロセスはとても濃密で、感動的ですらある。このカレンダーは山田写真製版所の宣材ということもあり、やや特殊な事例と理解すべきかもしれないが、しかしとてもエキサイティングで、関わる人々が楽しそうに取り組んでいる様子が伝わってくる。
その他、中野氏がデザンした「世界を変えるデザイン展」のポスターや永井一正氏の「LIFE」、トリパインやコモリのカレンダー、佐藤卓氏による「縄文人」のポスターや図録、さらにはストラディバリウスの超豪華な本から小泉今日子の写真集まで、様々な印刷物を開陳し、それぞれどのようなプロセスを経たかを軸にトークが展開して行く。
仕事の内容は様々だが、共通しているのは、どんな意図でデザインされたものかを汲み取りながら、いかに機械や紙、インクなどを使いこなし、成果物へと昇華させていくかという探求の姿勢である。仕事の内容に合わせて、その都度方法や手段が模索されている。こう書くと当たり前のように聞こえるが、実際印刷の現場でこの姿勢を貫くことはそう簡単ではないらしい。
そこには「標準化」という大きな壁が立ちはだかっている。
言わずもがな印刷は大量生産を前提として発展してきた技術である。大量の要求に応え、品質を担保するという必要性が「標準」という物差しを欲し始めるのはごく自然な成り行きだろう。日本に於ける印刷の世界には「ジャパンカラー」という標準規格があり、大半の印刷物はこの規格に則って製作されている。「標準規格」とは「これだけのクオリティは保証します」というもの、つまり粗悪な製品が世に出るのを防ぐためのものと言えるが、熊倉さんの話は、時にそれは「これだけのクオリティ」以上のものを作ることを阻害する危うさが潜んでいることを気づかせてくれる。「ジャパンカラーでしか刷れないのなら、印刷物はwebで良いじゃん」という熊倉さんの言葉は、クオリティ担保のための規格が印刷自体を絶滅へと追い込みかねないという転倒を示唆している。
昨今は「多様性の時代」といわれて久しい。翻って、20世紀は「標準化の時代」であった。機械が世界を席巻し、「グローバルスタンダード」などという言葉ももてはやされた。実際、経済は拡大し、成長というベクトルを皆が共有することが可能な時代だった。「大きな物語」という言葉が、そんな時代をわかりやすく表象している。このような背景の中で、「標準」というある種の共有の論理はすんなりと社会の中に定着していったのだろう。
さて、物語亡き「多様性の時代」。いま僕たちは何を共有しているのだろう。強いて言えば共有できないことを共有している、分かり合えないことを分かり合っているのかもしれない。そんな中では「標準」の価値はどんどん無効化していくのではないか。
「標準」と「機械」がセットだった時代を僕らは既に通り過ぎている。機械に合わせず、作るものに合わせて機械を使いこなす。今の時代に相応しいもののつくり方って、こういう形なのではないかと思う。熊倉さんの話を伺いながら、そんなことが頭をよぎっていた。
今回のトークで唯一失敗だったと思うのは、当日話題に上がった事例がどれも「特殊解」に見えてしまったかもしれないということだ。「コストがあれば」「時間があれば」「クライアントの理解があれば」など、何か特別な好条件下でしか成り立たないように見えてしまったかもしれない。しかし決してそんなことはなく、どんな条件下でも「標準」に捕われず、状況に合わせて方法を見つけ出していく姿勢を感じ取って頂ければ幸いである。言うなれば、僕たちは「全てが特殊解」の時代に生きているのだ。
下の写真を見てほしい。ジャパンカラーを乗り越えろ!と意気投合する二人の顔の、なんと楽しそうなことか。こういう楽しさこそ、「共有」される時代になると良いなと強く思う。
写真(二点とも):松井雄一郎
20130219
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