月曜日、現場帰りにINAXギャラリーで開催されている
「柴田鑑三展」のギャラリートークへ。
柴田氏はスタイロフォームを使いこなす彫刻家で、ワタリウム美術館
クマグスの森展の際にはいろいろアドバイスを頂きました。
久々の再開。
スタイロは建築の断熱材として使われるもので、建築模型などでも活躍することが多いので馴染み深い材料だったのですが、まさかあんなかたちに姿を変えることが出来る物質だったとは、という作品でした。
柴田氏はトークの中で「『線』に興味がある」と言っていましたが、そこには極めて艶かしく、力強く、ふくよかな「線」がありました。言葉で「線」と言ってしまうと単なる二次元の物体ですが、そこに注目することで、厚みを見いだし、中に潜む豊かな世界を発見できるのだということを鮮やかに見せてくれるような作品です。しかもとても美しい。
6月26日まで。
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