20120313

「建築と地域性」第三回のご案内

■第三回のゲストはメジロスタジオです。


連続トークセッション「建築と地域性」第三回は、メジロスタジオをゲストに迎えます。メジロスタジオの活動はすでにさまざまなメディアで紹介されていますが、その創作活動の中では、一貫して、厳しい与条件を逆手に取りながら、コンテクストの希薄な郊外で建築が依って立つ論理を導き出しているように思われます。そして、従来的な意味での創作論は決して語られることなく、淡々と慣習に向き合い、その結果として即物的に建築をつくり上げているようにも感じられます。慣習に寄り添いながら、同時に徹底的に慣習を相対化することで、作品のオリジナリティを獲得しているという点は、実にドライで現代的だといえるでしょう。
今回のセッションでは、主に郊外を舞台に地域性の問題に取り組みながら、従来的な創作論から意図的に距離を置くメジロスタジオの活動を俯瞰することで、あらためて建築の創作論の射程を問い直すような議論を展開できればと考えています。 (青木弘司)



■開催概要
登壇者:メジロスタジオ、伊藤暁
ホスト:青木弘司
日時:3月20日(火)19時30分〜 (19時開場)
場所:STUDIO4(東京都品川区小山4-7-15 石神ビル2F)
入場料:1,000円(ワンドリンク)

申込:お名前、人数、連絡先を明記の上、 office(a)satoruito.com 宛にメールでご連絡下さい。

20120305

「グラフィックデザインの『呪い』について」ご案内

グラフィックデザイナーの加藤賢策氏、中野豪雄氏をお招きして、トークイベントを開催します。

気鋭のグラフィックデザイナー、加藤賢策氏と中野豪雄氏をお招きし、お二人の主戦場である「グラフィックデザイン」という分野の解剖を試みます。
つくることや伝えることにまつわる様々な価値基準や判断の決め手、その背後に潜むものを「呪い」と名付けてみます。グラフィックデザインにかけられた「呪い」とはいかなるものなのか、その呪いはデザインのアウトプットにどのような作用をもたらすのか、はたまた、お二人にはどのような呪いがかけられているのか、誰/何によってかけられたのか。
呪われた(?)二人のデザイナーとともに、その謎に挑んでみたいと思っています。

■イベント概要
テーマ:『グラフィックデザインの『呪い』について」
出演:加藤賢策(東京ピストルアートディレクター、グラフィックデザイナー)
中野豪雄(グラフィックデザイナー)
司会:伊藤暁(建築家)
日時:3月23日(金) 19時開場、19時半開始
場所:STUDIO4(品川区小山4-7-15 石神ビル2F ※武蔵小山駅から徒歩5分)
入場料:500円
定員:40名(当日の入場は先着順、自由席となります)
問合わせ:伊藤暁建築設計事務所 03-6421-5312 office(a)satoruito.com

皆様のお越しをお待ちしております。